谷川道子ブログ

東大大学院修了(ドイツ演劇)。東京外国語大学教授。現在、東京外国語大学名誉教授。

2017-01-01から1年間の記事一覧

浪速のソーホーの関西弁の若者たちの「三文オペラ」

──演劇教育と公立劇場と地域のウイン・ウインの可能性を考える?── 近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻の26期生の卒業公演に拙訳の『三文オペラ』をやりたいという依頼を松本修さんから頂いて、上演パンフに短文を依頼され、その一節―。 「演出の松本修先…

『フジタの白鳥』

もうひとつ、昨年の成果としてぜひともご紹介させていただきたいのは、佐野勝也著『フジタの白鳥―画家藤田嗣治の舞台美術』です。 2015年12月の東京外語大学付属図書館主催の公開講演会「演劇という文化」、その内容もこのブログに転載させてもらいましたが…

『メイエルホリドとブレヒトの演劇』

『メイエルホリドとブレヒトの演劇』 この間の2016年に力を注いだ仕事としては、『メイエルホリドとブレヒトの演劇』があります。ずっと抱えてきて、2016年11月に玉川大学出版部から上梓されました。内容と経緯については、その「訳者あとがき」に…

岸田理生と「リオフェス」のこと 

テアトロ エッセイ 2016年11月号 個有性と共有性のポリフォニー空間 ―岸田理生と「リオフェス」のこと 谷川道子 何故か、これまで『テアトロ』誌にはご縁がなかった。一九三四年創刊という日本演劇界の最老舗の演劇月刊誌――この厳しい出版状況のなかでの奮闘…

久しぶりにこのブログを再開します!

久しぶりにこのブログを再開します! 2016年1月の賀状を最後に中断していましたが、何度か書きかけながら、たとえば去年の「3・11」の日には障碍者劇団「態変」の公演『ルンタ(風の馬)――いい風を吹け』を座・高円寺に観に行って、その感想やらをい…

Blogを再開します。

谷川道子ブログを再開します。