谷川道子ブログ

東大大学院修了(ドイツ演劇)。東京外国語大学教授。現在、東京外国語大学名誉教授。

『三文オペラ』の稽古について

『三文オペラ』の稽古について これだけの作品なので、どうやって全体を構築していくか、そのプロセスの全体を仕切る芸術監督で演出家の宮田慶子さんの、段取りの見事さと気合いの強さ、気風の良さにまずは真から感心。キャストは早めに決まっていたので、5…

『三文オペラ』という作品について

『三文オペラ』とは、豊饒と猥雑さのエネルギーの塊 まずは『三文オペラ』とはどういう作品か、光文社文庫の解説から少し借用! おいしいやっつけ仕事『三文オペラ』 ドイツ文学史で「レジェンド」というなら『ファウスト』、「ミラクル」といえば『三文オペ…

『三文オペラ』

この9月の新国立劇場・宮田慶子演出 『三文オペラ』へのお誘い ということで、エターナルナウの芝居屋に戻ると、9月10~28日に、新国立劇場で拙訳の宮田慶子演出による『三文オペラ』が上演される。実はもっか、稽古の真っ最中で、翻訳者として時おり…

同級生交歓

同級生交歓 梅雨バテや、その直後からの猛暑バテで、このブログも長いご無沙汰…。生きて、書くべきこともそれなりにあって動いてはいたのだが、このブログまではエネルギー到らず…でもせっかく始めさせて貰ったので、ぼちぼちでも、続けようかと… 「ブログ開…

同級生交歓

青年座の永井愛作『見よ、飛行機の高く飛べるを』を観て

青年座の永井愛作『見よ、飛行機の高く飛べるを』を観て 先日、下北沢の本多劇場で、青年座の永井愛作『見よ、飛行機の高く飛べるを』を観てきた。いろいろ考えさせられたのだが、整理を兼ねて3点だけ。 まずは、劇団創立60周年記念公演第一騨、だというこ…

青年座『見よ、飛行機の高く飛べるを』を観て

お誘い

お誘い 谷川塾の皆さま、 谷川です。ご無沙汰してます。 いい季節で,我がベランダの,バラも咲き誇っています。それなのに寒暖の差が激しいからか、二人して風邪ひいてしまいました。 寒がりは、梅雨明けまで衣類の入れ替えができないのかとなあと、案じてい…

『ファウスト』追伸

『ファウスト』追伸 冒頭に載せたのは、SPAC(静岡パフォーミングアーツセンター)が招聘したドイツはハンブルグのタリア劇場客演『ファウスト第Ⅰ部』に際して、その上演パンフレットに依頼されて書いた文章。この『ファウスト第Ⅰ部』もすこぶるつきで面…

レジェンド 〈ファウスト〉ーーー  「ファウスト」はどこが何故レジェンドで、何がそんなにすごいのだろう。

レジェンド 〈ファウスト〉 谷川道子 「ファウスト」はどこが何故レジェンドで、何がそんなにすごいのだろう。 まずはそもそもが、ファウスト博士は(1480-1536または‐1539)年に)実在したといわれ、医術や占星術に携わり、祈祷師で医者で魔術師、人文主義的…

ブログ開設の辞

谷川道子です。ドイツ演劇・文化が専門で、2010年3月に定年退職して、もっかの肩書きは東京外国語大学名誉教授、といったような自己紹介は追い追いに、ここではまずは、ブログ開設の辞を.... 先日の5月1日、母校鹿児島甲南高校の同級生交歓会なる…